仕事の悩み

ベンチャー新卒入社するあなたへ。ベンチャー行って失敗した私からの助言

ベンチャー企業と聞くとどういうイメージを持つでしょうか。

「風通しが良くて自分の意見で会社を動かせそう」「なんとなくカッコイイ!」などのイメージがあるでしょうか。

私も「自分で会社を大きくしたい!自分の力を試してみたい」という気持ちでベンチャー企業に入社を決めました。

ベンチャーという響きに、なんとなく「憧れ」もあったんですよね。

5社内定をいただいたのにベンチャーを選び、結局1ヶ月で辞めてしまうことになりました。

私はベンチャー企業に向いていなかったのだと思います。

今回は新卒のみなさんが私のような失敗をしないように、ベンチャー企業を選ぶ方へ思うことを書いていきます。

なぜベンチャー企業に惹かれるのか


就活生の中には大企業よりベンチャー企業を目指しているという人もいるのではないでしょうか。

私もその一人でした。

では、なぜベンチャー企業に惹かれたのでしょうか。

「高給料・昇進スピードの速い」ように見える

ベンチャー企業のうたい文句としてこういった言葉をよく聞きませんか。

・新卒2年目で部長に昇進。
・実力・やる気次第で新卒1年目から昇進可能。
・3ヶ月で主任に昇進実績あり。給料も5万円昇給。
・新卒でも初任給が他の会社より高い。

言葉だけ見ると「自分も頑張ればすぐに昇進できそう」「初任給も良いし、お金には困らないな」と思いますよね。

でも、実際はそうではないことが多いです。

うたい文句自体は間違ってないのですが、裏の悪い情報は伝えていません。

実際に私が入社した会社も「運良く数ヶ月間、営業成績が良ければ」昇進していましたが、逆に「運悪く数ヶ月間、成績が悪ければ」すぐに降格させられていました。

昇進降格で給料が5万円ほど違っていたので、社員は常に天国と地獄をさまよっていました。

今月営業成績が悪かったから、昼食はカップラーメンで飲み会を断っている社員もたくさんいました。

営業成績で自分の生活の質がコロコロ変わるので、安定した生活は送れませんし、昇進するために商品を自分で購入したり、どんどん自分で自分の首をしめ、悪循環から抜け出せない社員もいました。

また、初任給が多くても昇給がほとんどない会社もあります。

初任給が少し安くてもドンドン昇給する会社に就職した友達には、数年後に抜かされてしまいます。

30歳になった時、安定した会社の友達に会うと、着るものや食べるものが全て違うことに驚かされます。

その時にゾッとしてももう遅いのです。

「高給料・昇進スピードの速い」の言葉の裏に隠れていることも想像してみてくださいね。

「裁量権がある」ように見える

ベンチャーに行く人はよく「大企業より裁量権があるからベンチャーに行きたい」と言います。

確かに自分の意見で仕事を回すことができればチャレンジできるように思いますし、なんだか会社を回している自分がカッコよく見えますよね。

私が入った会社も自分でやりたいと言ったら、何でもやっていいという会社でした。

最初は自分で仕事を回せるのが楽しいと思っていましたが、常に自分一人で回していくため、失敗したらもちろん自分の責任になりますし、常にプレッシャーを感じます。

失敗すると給料に直接関わってきますので、寝るときも起きた瞬間も頭には仕事のことがありました。

裁量権があるというのも、「絶対良い」というわけではないことも覚えておいてください。

プレッシャーがあっても自分で仕事を回すんだという強い気持ちがある方には向いているかもしれませんね。

むしろそういう方は起業した方が楽しいかもしれません。

「社員に若い人が多く活気がある」ように見える

ベンチャー企業って若い人が多くて活気があるように見えますよね。

しかも、同じ年代の社員が多いと自分もうまくやっていけそうなんて思ってしまいますよね。

でも、実際は離職率が高く、すぐに切れるような若者しか雇っていない会社である場合があります。

私の会社は女性の社員が20代しかいませんでした。

みなさん結婚したり、妊娠すると、仕事を続けれずに辞めてしまうからです。

若い人が多い理由も考えてみてくださいね。

「カッコいい先輩がいる」ように見える

ベンチャー企業と言ったらビシッとスーツを着た「カッコいい先輩」がいますよね。

新卒3年目で部長になった仕事ができる先輩。そんなイメージでしょうか。

私もベンチャー企業に憧れの先輩がいました。

内定をもらったら就活の相談も聞いてくれて、的確なアドバイスをくれる。こんな先輩がいる会社なら仕事で困ってもなんとか頑張れそうだなと思いました。

ベンチャーに行く最後の決め手はこの先輩だったかもしれません。

しかし、いざ入社するとその先輩は辞めていたのです。

あとで他の社員から聞いた話、優秀な人は会社に見切りをつけて、早く転職するんだそうです。

人に惹かれて入社しても、転職や他の部署に行ってしまうこともあるので、人で判断してベンチャーに入るのは辞めましょう。

当たり前のことですが、就活の時には頭にありませんでした。



働いているのにお金がなくなることもあった


私が入ったベンチャー企業は昇進できなければ給料はあがらないので、自分で自社商品を購入して営業成績をあげたり、親や友達に何度も売りつけている人もいました。

そのせいで働いているのにお金がなくなることもありました。

また、私の会社は転勤がある場合、1週間前に通達が来て、引っ越し費用も自分で支払わないといけませんでした。

地方から都市部に移ると家賃の値段は上がりますが、給料は変わりません。もちろん家賃補助などもありません。

「ベンチャーなんだから!」「会社を大きくするために、みんなで努力すべき」という風土が染み付いていたため、恥ずかしながら当時は全く疑問に思っていませんでした。

大企業よりベンチャー企業に惹かれる人がいますが、こういったデメリットもあることを頭に入れておきましょう。

なぜ私がベンチャー企業に入って失敗したのか


私がベンチャーに入って失敗した理由は、ベンチャー良いところだけ見て疑うことをしなかったから。

自分の性格や素質を考えずに憧れだけでベンチャーに入ってしまったからです。

漠然と「ベンチャーは裁量権があり、仕事を任せてもらえそう」「カッコいい社会人になれそう」という憧れがあり、周りから忠告されても全く聞かずにベンチャー一色でした。

むしろ大企業なんか「毎日同じことばかりやって退屈で成長できない。会社の歯車になるだけ」と少し軽べつしている自分もいました。

でも実際は社会の中で、ベンチャーより大企業の方が、資金もブランドも強いのが現実です。

大企業がベンチャーと同じ製品を出せば、一発でベンチャーが負けてしまいます。

ベンチャーも表ではキラキラ輝いているように見えますが、裏では大企業に追いつけ追い越そうと必死になって戦っているはずです。

ベンチャーに入ったら、その大企業と戦う一員になります。

ベンチャーは資金がないので給料が少ないうえで、大企業の人の何倍も努力し、自分で仕事を作り出し、成功させていく必要があるのです。入った時点で困難な道を進むことになります。

私にはここまでの心構えができていませんでした。

ベンチャーに入れば自然と成長して、仕事もできるのではないかと心の何処かで思っていたのでしょう。

就活の段階で自分の性格を考えて、ベンチャーのデメリットにも目を向けていれば、ベンチャーには入っていなかったと思います。

ベンチャー企業に入ってはいけない人はどんな人?


ベンチャーに入ってはいけない人は自分から何かを生み出すことが苦手な人です。

大企業に勝つために新しいアイディアが求められますし、自分で計画を立て、実行して行く力が必要があります。

ベンチャーは、0から1を生み出すことが求められます。それもハイスピードでです。

「ベンチャーはカッコ良さそう」と生半可な気持ちで入社すると絶対後悔します。

自分に「新しいものを生み出す素質」があるか今一度考えてみてください。

また、受け身な人もベンチャーではやっていけません。

社員全員が各々必死で働いているので、仕事がおりてくるのを待っていても、いつまでたっても仕事はやって来ません。

仕事が来ないと一言愚痴をこぼせば、一発で「仕事ができないやつ」とレッテルを貼られてしまいます。

逆に自発的に考え、上司にも意見を言ったり、0から事業を立ち上げるようなことができれば、ベンチャーの勝ち組になれるでしょう。

ベンンチャーに入って失敗したなと思っている人へ


すでにベンチャーに入って失敗したと思っている人もいるでしょう。

そんな人でもまだ挽回できるチャンスはあります。大企業の中でも第二新卒の需要があがってきているからです。

新卒入社後3年以内に転職する若者は約3割もいます。

大企業も例外ではなく、20代の若い社員を維持するには新卒社員だけでは困難になり、第二新卒も視野に入れてきています。

第二新卒は社会の最低限の礼儀や常識があり、どこの会社の色に染まっていないため、柔軟に働いてくれる傾向があり、大企業にとっても魅力的です。

第二新卒も新卒と同じように価値がありますので、転職を目指しましょう。

まずは、「いい就職ドットコム」などに登録して、どういった市場が盛り上がっているのか見てみるのも面白いでしょう。

【↓こちらから無料で登録できます】



登録しても、必ず転職する必要はないので、市場調査として登録するのも良いですし、ベンチャーで働きながら転職先を探すこともできますよ。

転職できたら、今よりもっと美味しいご飯を食べに行ったり、ワンランク上のマンションに引っ越したりできるかもしません。

今、あなたが抱えれているストレスやプレッシャーからも解放されることでしょう、

ここで転職エージェントに登録せずに終わってしまうと、ずっとプレッシャーのある生活を続けることになります。

まずは転職の第一歩を踏み出しましょう。

第二新卒・既卒・新卒大学生が利用する就職支援サイトを発見!

あわせて読みたい
会社を「辞める」と上司に言えない新卒へ。言いやすくするポイントは?「新卒で入った会社が思ったような会社ではなかった。」 「つらい、辞めたい。」 そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょ...
あわせて読みたい
泣くほど仕事がつらい…でも仕事を辞められない!そんなあなたへ。「どうしても会社に行きたくない」 「仕事が辛すぎて涙が出てくる」 「事故にあえば会社に行かなくて済むかも」 「倒れたら会社やめれる...